行事報告
【報告】2014 秋まつり
2014年10月5日(日)
晴天の中、秋まつりが開催されました。今年はクリニック5周年・ただ調剤薬局5周年・病児保育所はるっこ3周年を『み~んなまとめて おまつりだぁ~』ということで、にぎやかに行われました。
楽しい企画も盛りだくさん!焼きうどん・ジュース・まんぼうクッキー販売やミニ手作り市、リアルみっけ や丸太渡り、凧づくりや ゆかさんの一緒に歌おう♪などなど、沢山のご家族に参加頂きました。
会場の『ままぎゅ~緑地』は車の出入りがなく、木々に囲まれているので小さなお子さんも安心してのびのび走り回ることが出来ます。みんなのキラキラした笑顔が印象的でした。
閉会式ではサプライズプレゼントがありました。翌日お誕生日を迎える保育士のせいこちゃんへのバースディソングの合唱、5周年を迎えた はる先生と苦楽を共にした調剤薬局の多田先生にお花を贈りました♪
今回、参加いただいたみなさん、朝早くからお手伝いいただいたみなさん本当にありがとうございました!はるこどもクリニックはこれからも患者さんや地域のために頑張ります。どうぞ宜しくお願いします♪
★秋まつりの写真をDVDにまとめました。参加いただいた方に貸出をしております。お問い合わせください。また、HP掲載の写真に不都合がある方はご連絡ください。
院長ブログにも同講座の掲載があります。
詳しくはこちらのURLをご覧ください。
http://harutaka213.blog62.fc2.com/
【報告】子育て相談会in知内
今回は、子育て相談会の出張版で2度目の知内開催となり、9名の参加がありました。
最初に「心豊かに育てるには~しかる・ほめるを越えて」をテーマに院長より30分程のお話がありました。しかる・ほめるだけでは意欲的な子どもが育たない。しかる育児には即効性はあるけれど「何をすべきか学ばない、消極的になる、しかる人がいる時だけおとなしい、親子関係が悪くなる」というデメリットが生じる。そして、ほめる育児はどうか。「ほめられないとやらない、結果ばかり重視する、物を与えるとエスカレートする、親が忙しくなる」これまたデメリットがある。
ではどうしたらいいのか。アドラー心理的では、人は共同体に所属し、共同体に貢献できると感じられる時に意欲的になれると考える。共同体感覚を育てるために勇気づけの子育てを行う。まずは行動面と心理面の目標を立てる。行動面では自立し社会と調和すること。そのために心理面では「私には能力がある。人々は仲間だ。」と感じるようになることを目標にする。目の前の行動を変えることだけにとらわれてはいけない。子どもに問いかけ、子ども自身に考える力を持ってもらう。親は見守り子どもに体験し学んでもらう。家事などその子に合ったことをお手伝いして参加してもらうなどなど勇気づけの子育てのアイディア満載でした。
しかることを止めるのはなかなか難しいので、その子の好ましい行動を沢山みつけて声をかけていく。そのことで親子関係が良い方向に向かっていく。
お話の後、参加者から質問を受け付けました。日頃の子育ての悩みごとから、薬についての質問などがありました。具体的なアドバイスをおみやげに、みなさん笑顔で帰られました。
★次回は10月25日(土)はるこどもクリニックでの開催を予定しています。どうぞご参加ください。(3名以上の申し込みで開催となります)
★親子関係プログラムの「パセージ」も予定しております。詳細は新着お知らせをご覧ください。
院長ブログにも同講座の掲載があります。
詳しくはこちらのURLをご覧ください。
http://harutaka213.blog62.fc2.com/
【報告】アドラー心理学講演会「よい人間関係とは」
【報告】アドラー心理学講演会「よい人間関係とは」 講師:野田 俊作氏
先日、七飯町文化センターにて、日本アドラー心理学会第1回北海道地方会が開催されました。前半はアドラー心理学会初代会長の野田俊作氏をお招きし「よい人間関係とは」について講演していただきました。
今回はアドラー心理学会会員・非会員合せて74名の参加がありましたが、講演では子育ての工夫の具体例やアドラー心理学の理論を板書で説明してくださり、参加者からはとても分りやすいとの感想が聞かれました。
お話の一部をご紹介します。よい人間関係を築くためのポイントは他者との「競合」ではなく「協力」することとアドラー心理学では考えられています。競合とは相手を「裁く」ことです。日々の中で相手を競合し裁くことをやめ、その代わりに「協力」をひとつでも増やしていくことが大切だということです。
後半はアドラー心理学会会員のみで「他者を勇気づけて生きる」をテーマにワークショップが行われました。隣同士がペアになり最近の「ちょっと困ったこと」を話し合いました。その後はグループでの全体シェアリングを行い、グループ内で一例、取り上げる事例を選びます。その事例を記録用紙に書き落として、そのエピソードの中の「事実」と「意見」を分ける作業などをしました。
その作業の結果、人の思い込による「意見」が沢山見えて来ました。普段から人は「意見」をあたかも「事実」のように話すことがあります。これを整理することで筋道がすっと通り、思いこみの世界から一歩引いて見ること出来るようになりました。
また、パーソナルストレンクスと言われる「その人の強み」を見つけ出す作業もしました。事例の登場人物のみならず、時間・場所にですらパーソナルストレンクスは存在しました。グループでの作業はとても充実したものでした。自分では思いつかないようなパーソナルストレンクスをあげるメンバーがいます。色々な経験・考えを持つ者が集まることで、今までにない気づきを得ることが出来ました。
最後に今後の地方会の抱負などについて話がありました。奈良から参加してくださった方は近畿地方会の20周年を迎えた話をしてくださいました。そして、「20年後、20回目の北海道地方会の時に『私は第1回目から北海道地方会に参加しているのよ。』と言えるようになりたいです。これからも頑張って行きましょう」という言葉をいただきました。忙しさの中、あっという間に迎えた記念すべき第一回の北海道地方会ですが、数年後、きっと、この日のことを思い出し感慨深く感じるのだろうと思います。地方会を成功させることが出来たのも参加・協力してくださった皆様のおかげです。この場をお借りしてお礼申し上げます。また、第2回、第3回と再びお会い出来ることを楽しみにしております。