行事報告
【報告】子育て講座のびのび「子育てに生かすアドラー心理学」
子育て講座のびのび「子育てに生かすアドラー心理学」担当:院長 髙柳 滋治
今回の講座のテーマは「子育てに生かすアドラー心理学」でした。アドラー心理学を学ぶのは初めてという参加者のために基礎的な分りやすい話しからスタートしました。
人間は適応を広げるために進化を遂げて来た。競争ではなく弱さを強さに変えていくことで生き抜いて来た。
人は「所属」への欲求がある。快・不快ではなく社会の中で他者に貢献して生きることで幸せを感じることが出来る。
子育ての行動面の目標は「自立する」「社会と調和する」。心理面の目標は「自分には能力がある」「人々は仲間だ」と感じてもらうこと。
そのためにはどんな子育てをするといいか?子どもを勇気づけて育てよう。
² 「自分を好きになる」欠点を裏返して考えてみよう。パーソナルストレングスをどう生かすか。幼い内に人の役に立つ経験を沢山しよう。
² 「人が好きになる」他者の考えていることはわからない。他者は思いどおりにならない。ぶつかり合う体験の大切さ。
² 「仕事が好きになる」家庭でもその子に出来る仕事を沢山してもらおう。
自立とは人に頼らないことではない。人はジグソーパズルのようにでこぼこしている。
自分の出来ることで他者を支えあってつながっていく。人はそれぞれ「違う」という豊かさを持っている。人って面白い!と思ってもらいたい。
講義の後に参加者から「どんなことを仕事にするといいですか?」など「子どもの仕事」について質問があがりました。
院長お勧めの仕事は一緒に料理をすることでした。じゃがいもを持って来てもらえるかな?小さな子でもこれなら出来ますね♪仕事をして美味しいご飯が出来上がる。すぐに成果があり貢献感を味わうことが出来ます。その子に合った仕事をみつけてあげてみてください。
院長ブログにも同講座の掲載があります。
詳しくはこちらのURLをご覧ください。
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