行事報告
6月2日サポーター養成講座「病気と救急」終了
小児の救急ということで、当クリニック院長の講義でした。
全身状態の観察ポイントから始まり、発熱、喘息、呼吸困難の見分け方、咳がひどい時、腹痛、嘔吐、やけど、誤飲など、日頃、保育現場や家庭でみられる身近な病気や症状を取り上げていただきました。
参加された方の感想の一部を載せます。
○子育ての中で子どもの全身状態を観察することが大切とは思っていましたが具体的な内容を知ることができ大変勉強になりました。何かあった時、知識があると少しでも冷静に対処できるのではないかと思います。
○発作の見方やその原理まで本来難しそうな話を、とても分かりやすくお話していただけました。
子どもだから気を付けることと、子どもでも気を付けること。逆に子どもだから心配いらないことまで知ることができ、これから子どもと接するとき、以前よりも余裕を持って接することができそうな気がしています。
こぼれ話(最後のお話)で、でたお手当の話を本当そうだな~と思うのと、先生が(医師が)それを認めてくれたような、安心感を持ちました。痛みと安心感の関係がとても興味深く、お手当の効果に納得してしまいました。
○今回の小児の救急はわかりやすく実践できる内容であったり、今までの処置の内容であったり、今までの処置の相違点を知ることができてとても勉強になりました。けいれん、熱に関しての対応もあせらず、現場でも家でも対応できるようになればいいなと感じました。まだまだ聞いていたい講演内容だと思いました。有り難うございました。
○最後の質疑応答のお手当について、不安と痛みの関係の説明がとても分かりやすかったです。先人の知恵を否定するのではなく、ある物語が病を治すという心理学的な側面と、体の仕組みによって治るという医学的な側面と合わせての説明は、とても興味深かったです。もっといろいろなことを学びたい、という欲がでました。
もし、子どもたちが聞いたらとてもわくわくするような気がしました。子ども達がこのような話を聴く機会を持つことができたら、学ぶということの面白さに目覚めそうな気がしました。
また消毒や止血についての新しい考え方を学ぶことができて良かったです。医学は日々進歩しているのだと思いました。有り難うございました。
※次回は6月23日(木)「子どもの看護と世話」です。単発参加受付中です。